一般に、赤字企業ほど、売上債権や固定資産、たな卸資産が過大であり、仮払金・立替金、会社と役員間の借入金・貸付金が多いなどB/Sが肥大化する傾向が見られます。反対に、黒字企業ほど、遊休資産の整理がきちんと行われて、B/S […]

⑹長期に滞留している債務はないか？ 　長期間残っている買掛金や未払金について、督促もせず、支払う意思もないのであれば、消滅時効の２年経過後に債務免除益として収益計上することになります。

⑸役員からの借入金が多額ではないか？ 　役員からの借入金残高が多額になると、自己資本比率が悪化するだけでなく、役員に万一のことがあれば、役員からの借入金がそのまま相続財産として課税対象になります。   　役員が […]

⑷仮払金等の未精算はないか？ 　仮払金は、あくまで一時的に使用する勘定科目です。未精算のものはすぐに精算して、取引内容に見合った適切な勘定科目（交際費、出張旅費、消耗品費など）に振り替えます。   　立替金は、 […]

⑶使っていない固定資産はないか？ 　固定資産は、売却や除却が必要なものがないか、確認します。   　例えば、すでに廃棄済の機械や車両等が、帳簿上は存在したままになっていないでしょうか。 　すでに存在していない固 […]