子育て・介護と仕事との両立を支援する助成金の活用②
2017年6月22日 カテゴリ: その他
介護離職は年間10万人超「隠れ介護者」が1,300万人
介護のために仕事を辞める「介護離職者」は、年間10万人を超え、今後、団塊の世代が70歳代に突入することに伴い、その数は増加すると見込まれています(総務省調査)。
「会社に迷惑をかけたくない」「周囲に知られたくない」などの理由で、家族の介護を隠している「隠れ介護者」は、全国に1,300万人いるとされ、やがて介護離職してしまう可能性が高いと言われています。
その一方で、出産や育児のために離職する女性が多く、4人に1人は、「仕事は続ける意思はあったが、家庭との両立が難しかった」と離職の理由を挙げています(内閣府調査)。
政府は、「働き方改革」の中で、保育士・介護職員の処遇改善などを通じて、子育て・介護の受け皿を充実させようとしていますが、企業においても、仕事との両立ができる職場環境づくりが求められています。