残業時間とは
2020年3月30日 カテゴリ: 労務
会社が決めた所定労働時間を超えると「時間外労働(残業)」になり、残業代を支給する必要があります。所定労働時間が1日7時間の会社が、8時間働かせた場合は1時間は「法定内時間外労働(残業)」となります。(図表1)
さらに法定時間を超えて9時間働かせた場合の1時間は「法定時間外労働(残業)」となり、一定の割増賃金の支払いが必要になります。(図表3)1日の労働時間だけでなく、1週の労働時間についても、法定内と法定外の時間外労働があります。1週で40時間を超えた部分は法定時間外労働になります。また、残業をさせるには、「36協定」の締結と労働基準監督署への届出が必要になります。