経営者マインドの維持には経営計画が必要⑤
2018年9月28日 カテゴリ: 会計
中長期の計画から短期(1年)の計画に落とし込む
経営計画には、長期経営計画(10年程度)、中期経営計画(3~5年程度)、短期経営計画(1年)等があります。
①長期経営計画
経営方針、長期的なビジョンや「10年後にどうなっていたか」
などをまとめたものです。
②中期経営計画
企業の進むべき方向性を明確にし、「今、何をなすべきか」
を明らかにするため、「現状から見た将来」を示します。
現状が変われば、将来も変わるため、中期経営計画は毎年、
見直すことも必要です。
③短期経営計画
短期経営計画は、中長期の計画をもとに、1年の数値計画に
落とし込んだものです。今を知るための具体的な“モノサシ”に
なります。
予算と実績の差異を測るためのものですから、
一度作成したら変更してはいけません。
経営計画の策定にあたっては、まずは、将来の目標やビジョンを明示して、3~5年先を見据えた中長期経営計画を策定し、それを1年目の短期計画に落とし込み、さらに、具体的な実行計画にします。