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不正が起こりにくい仕組みをつくろう②

2017年9月23日 カテゴリ: その他

不正が起こりにくい仕組みをつくる

社内で発生する不正の多くは、会社の金銭、物品の横領や着服など、いわゆる「使い込み」と呼ばれるものです。このような不正は、社内体制に内部牽制によるチェック機能を働かせることで防止することができます。

①取引の処理は、必ず2人以上で行う

事務処理や業務を1人の従業員にすべて任せることがないよう、複数の担当者を置くか、上司や社長が必ず確認する仕組みにします。

定期的に担当者を交代させるなども防止につながります。

②ルールを明確にし、定期・臨時のチェックを徹底する

担当者の複数配置や、担当者を定期的に交代させることが難しい場合は、金銭や物品、売上や仕入れなどの取扱いルールを定めて、定期・臨時のチェックを行います。

③予算制度・月次決算を活用する

予算制度や月次決算は、会社の業績管理のために行うものですが、予算と実績との差異分析や、前年同期や前月との比較から、異常な数値が見つかれば、その原因を調べることで、不正等の発見につながることがあります。

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