経営革新等支援機関認定
小柳津会計事務所

0120-951-955

平日9:00~21:00 / 土日祝9:00~18:00

小柳津会計事務所へのメールでのお問い合わせは24時間受付中

不正が起こりにくい仕組みをつくろう①

2017年9月22日 カテゴリ: その他

社内不正は、会社内部の問題だけで終わらず、取引先や金融機関からの「信用低下」という大きな損害を被ることになります。

どうして社内不正が起こるのか?

不正は、素行の悪い人物よりも、ごく普通の人によって引き起こされる例が多いといわれています。

そのような例は、事務の不正やミスを防止するために、記帳を2人以上の担当者にしたり、現金等の出納・保管・記帳の業務を分けるなどの内部牽制が働きにくい中小企業ほど起こりやすいといえます。

①職務が1人の従業員に集中している

中小企業では、例えば、現預金の出納と記帳、請求書の発行と代金回収、値引き・割引の承認と売上計上などの業務を1人の従業員が兼務している例が少なくありません。

このような場合、日常業務に対して、他者による二重のチェックが入りにくくなります。

②不正を防止する仕組みが不十分である

人的、金銭的にも不正を未然に防止する仕組みや社内の金銭・物品類の取扱いルールが明確になっていない会社の場合、不正やミスに気づきにくいことがあります。

業務とその管理を区別することで、内部牽制機能が働きます。

③公私混合が見受けられる

オーナー企業では、私的費用と会社の経費の支払が混同される例がよくあります。

公私混同は、会社の金銭・物品への取扱いに対する従業員の意識をルーズにされる一因になりやすいといわれています。

小柳津会計事務所WEBサイトページトップに戻る