なぜ、長時間労働が発生するのでしょうか?②
2017年5月24日 カテゴリ: その他
1.業務量の増減パターンを知る
1か月、1年を周期として業務量に顕著な繁閑がありますか?
業務量の差が大きい場合は、「1日8時間・1週40時間」の法定の原則を超えて、仕事が集中して増える時期が生じます。
このようなパターンが見られる場合は、変形労働時間制を採用して、繁忙期の労働時間を長く設定し、閑散期の労働時間を短く設定したり、休日を増やすなどの柔軟な働き方を採用することで、長時間労働を抑制することも可能です。
例えば、シーズンとオフシーズンの業務量の差が大きい旅館業や観光業の他、季節的業務が集中する業種では、実際にこの制度を採用して、残業削減を行っています。