自社の事業内容(強み等)を整理してみよう
2016年10月1日 カテゴリ: 税金
会社の今後の継続的な発展のために、自社の事業の特徴や強みは何かを客観的に掘り下げてみることが必要です。
事業を評価する4つの着目点
自社の事業の特徴や強みについて、経営者や社員はよく分かっているつもりでいても、客観的に把握しきれていないことがよくあります。外部から見た会社の特徴や強みと経営者等の認識とにはギャップがあるようです。
一方、外部の金融機関では、融資を検討する際、担保や保証に過度に依存せず、会社の事業内容や成長可能性を重視する「事業性評価」を実施することを、金融庁から指導されています。
事業性評価では、財務情報(売上高や限界利益、キャッシュ・フローの増減など)とともに非財務的な情報を分析して、目に見えない強みを評価することが励行されています。
その際の視点として、次の4つの着目点があります。
①経営者への着目
②事業への着目
③関係者への着目
④内部管理体制への着目
金融機関は財務情報に加えて非財務情報(目に見えない強み)を経営者との対話を通じて把握し、経営者の気づきを促すことが求められています。