融資した資金がきちんと返済されるかを確認している
2019年10月25日 カテゴリ: 会計
企業経営において事業資金の調達先の一つが金融機関からの借入金であり、金融機関においては主要な資産は貸出金(企業向け融資など)になります。つまり、企業と金融機関は融資によってつながっています。
顧客から預かった資金を運用する金融機関の立場に立つと、融資したお金が企業の事業活動に正しく使われ、滞りなくきちんと返済されることは何よりも重要なことです。そのため決算書によって自行資産である貸出金の返済の裏付けを確認することが、金融機関の資産を保全するために必要なのです。