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企業存続のために最も大切な「利益」の考え方は?③-3

2019年2月14日 カテゴリ: 経営

⑶資金調達の手段

 第3は、資金調達の手段としての役割です。

 設備投資のための資金調達の手段として見た場合、利益は投資資金の源泉となり、また、金融機関から借り入れを行う際の定量的な評価の一因にもなります。利益が、外部資金導入の際に有利な条件を引き出す要因となることで、経営革新と事業の拡大に必要な資金調達を可能にします。

 これまで利益の考え方について述べてきましたが、会社は、目指す目標を実現するためにコスト(お金)を使い、そのコストを十分にまかなえるだけの利益を生み出す活動に力を入れなければなりません。今年を財務体質強化の年にしていきましょう。

◎参考文献

 P.F.ドラッカー『すでに起こった未来』(ダイヤモンド社)

 P.F.ドラッカー『創造する経営者』(ダイヤモンド社)

 P.F.ドラッカー『現代の経営〔上〕』(ダイヤモンド社)

 林總『ドラッカーと会計の話をしよう』(KADOKAWA)

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