経営者マインドの維持には経営計画が必要③
2018年9月26日 カテゴリ: 会計
経営者の描くビジョンを計画に落とし込む
経営者であれば、誰しも、3~5年後くらいまでに、なりたい姿や実現したい夢・目標などがあると思います。最初は、そのような思いを計画に表してみるだけで良いのです。
具体的には、次のようなものです。
①3年後に、売上を1.2倍にしたい
②売上〇億円を達成したい
③3~5年後には、2店舗目を出店したい
④3年以内に借入金残高を半分以下にしたい
⑤業態転換や新事業展開をしたい
⑥3年後に累積赤字を一掃したい
⑦5年以内に後継者へ引き継ぎたい
上記の例①②のような目標であれば、新たな取引先や販売エリアの開拓などを検討し、営業戦略をたてましょう。
③の店舗出店に向けた計画であれば、場所探し、売上予測、スタッフの採用と育成などを具体的に計画していきましょう。
⑦の事業継承であれば、後継者が継ぎたくなるように、会社の磨き上げや自社株式の整理や譲渡などを計画します。
このような計画は、経営者の方針を具現化し、自社の方向性を明らかにして、社員と共有化をはかり、その実現に向けて活動するために必要なものです。