企業存続のために最も大切な「利益」の考え方は?③-1
2019年2月12日 カテゴリ: 経営
利益とは何か?
ドラッカーは、「未来のリスクをまかなうための利益、事業の存続を可能とし、富を生み出す資源の能力を維持するための最低限度の利益をあげることは、企業にとって絶対の条件である」(P.F.ドラッカー『現代の経営〔上〕』(ダイヤモンド社、2013)P61)として、利益には次の3つの役割があると述べています。
⑴事業の妥当性のモノサシ
第1は、事業の妥当性を評価する役割です。
「自社の商品やサービスが、本当に顧客から喜ばれているのか?」
その自分たちの仕事ぶりを評価するための一つの指標が利益だととらえることもできるでしょう。