ウォーキングのやり過ぎにご用心!!②
2017年6月30日 カテゴリ: その他
~参考情報~
ウォーキングの”やってはいけない”
足の衰え予防のために、手軽に始められるのはウォーキングですが、ウォーキングの”やり過ぎ”は、かえって健康に良くない場合もあると警鐘をならす青栁幸利氏(医学博士/東京都健康長寿医療センター研究所所長)は、5000人を対象とした15年以上の調査結果をもとに、ウォーキングの”やってはいけない”注意点を紹介しています。
①1日1万歩以上にこだわらない
8,000歩を超えると、効果に大差がなくなる。何が何でも1日1万歩となるとかえって疲労が溜まってしまうおそれがあるとともに、過度になると免疫力が低下する。
②運動時の消費カロリーを気にし過ぎない
カロリーは個体差を無視した数値であるため、同じ消費カロリーでも体重差によって異なるのであまり意味がない。
③汗ばむ程度は目安にならない
発汗は、体質に左右され、同じ気温でも季節によって異なる。
④朝歩くことにこだわり過ぎない
体温の低い寝起きよりも、体温の高い夕方がベスト。上記③とともに平均体温をあげることで免疫力がアップする。
⑤無理をしてはいけない
疲れているとき、天気の悪い日、暑さ・寒さが厳しいときは無理して歩かない。1週間、1か月間、1年間のトータルで考えることで、負担が少なく長く続けられる。
参考図書:青栁幸利著「やってはいけないウォーキング」