５．実態把握で、個々に合った対策をしましょう!

 

長時間労働の要因は、

｢自社の業務特性に見合った柔軟な働き方ができていない｣

｢仕事の進め方にﾑﾀﾞがある｣

｢残業削減への意識がない｣

｢労働時間の管理が上手くできていない｣

 

など、複数の問題が絡み合っており、どれか一つを改善すれば、すべて解決できるというものではありません。

 

 

仕事の改善をせずに、残業時間抑制のみに焦点を当ててしまうと、かえってｻｰﾋﾞｽ残業や持ち帰り残業が増え、根本的な解決にならないこともあります。

 

もちろん、人手不足、納期までの時間不足もありますが、まずは、要因を分析して、その改善に向けて経営者と社員がよく話し合って、社内体制や社員一人ひとりについての改善点を明確にしていく必要があります。