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折り返し点での業績比較のポイント④-2

2018年12月18日 カテゴリ: 会計

利益は、B/Sのどこに反映されているか?

⑶資金不足の要因と対応を考える

 積極的な設備投資や売上拡大を見込んでの在庫の増加などの積極的な要因によって資金が不足するケースと、業績不振に伴って当期の損失部分を原因とする消極的な要因によって資金が不足するケースがあります。

①積極的な要因によるケース

 積極的な要因による資金不足のケースは、下半期の営業活動において、売上の実現・代金の回収によって資金の回収が行われるので、短期の借入れや支払手形の発行などによる運転資金の確保が必要になります。

②消極的な要因によるケース

 消極的な要因による資金不足のケースは、損失が計上される要因を特定して対処する必要があります。

 消極的な要因による資金不足は、慢性的な追加融資などに頼るなど、さらに運転資金がひっ迫する事態を招きかねません。

 経営改善計画を立てて抜本的な業務の見直しを行うとともに、場合によっては金融機関の協力を要請する必要もあります。

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