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決算の確定と株主総会の開催 ~決算の基本の「き」を学ぶ⑥-1~

2017年4月25日 カテゴリ: 税金

中小企業では株主が社長とその親族であることが多いため、株主総会が形式的になっているケースがあります。株主総会は、決算の承認、役員の選任、定款変更などの重要事項を決定する会社の最高意思決定機関として法に定められています。

◆決算は株主総会において確定します◆

税務申告と株主総会の関係は?

法人税法では、「・・・・・・確定した決算に基づき・・・・・・申告書を提出しなければならない」と規定されています。会社の最高の意思を反映する取締役会・株主総会で承認されて、「確定した決算」となります。この確定した決算から法人税の申告調整を行い、誘導的に課税所得を計算し、納税額を計算します。

大株主である社長が、決算内容を承認していても株主総会は必要でしょうか?

毎期、株主総会を開催して、決算内容を報告し、会社の業績を客観的に確認することを続ければ、良い緊張感をもって経営に臨むことができます。

株主総会を開催していないと、他の株主や取締役との間に争いが生じたとき、法令違反として責任追及される事態を招きかねません。

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