経営革新等支援機関認定
小柳津会計事務所

0120-951-955

平日9:00~21:00 / 土日祝9:00~18:00

小柳津会計事務所へのメールでのお問い合わせは24時間受付中

決算の基本の「き」を学ぶ③-5 ~決算までに仮払金勘定を精算する~

2017年1月10日 カテゴリ: その他

金融機関は資産性の有無を疑う

金融機関は、融資した資金の保全(回収できるか)の視点から、資産性の有無や使途不明な支出が含まれていないかどうかをチェックしています。

金融機関にすれば、仮払金や立替金として、資金が社外に流れているようなことがあれば、事業のための融資という本来の意味がなくなってしまいます。そのため、不自然に多額の仮払金残高があれば、その資産性の有無が検討されるでしょう。

あるいは、本来は広告宣伝費などの経費に振り替えるべきものが、赤字決算を避けるために、そのまま仮払金として処理されているような場合には、金融機関は資産価値のないものとして資産から減額して実態修正をします。

また、仮払金残高について、経営者がその内容や理由をきちんと説明できなければ、金融機関は良い印象を持たないでしょう。

小柳津会計事務所WEBサイトページトップに戻る